【マルポテ】あれもこれもやりたい!マルチ・ポテンシャライト的キャリアの変遷

マルチ・ポテンシャライトという言葉を知っていますか?
一言で言うと、「いろんなことをやりたくて、それを実現できる人」です。
子どもの頃から、何か一つのことを極めるように促されてきたし、少し前までは副業だって認められておらず「努めている会社一筋で、しっかり働く」みたいなことが重宝されている時代に生きてきました。
「本当は色々やりたい、でもそれは特別な人にしかできないことだ」と思い込んでいて、自分を押さえ込んでいる人は、もっといるのでは?
我慢したり自分の強みを発揮できずに、困っている人はいない?
これからはそんな人がイキイキと生きていける時代だよ!目覚めようぜ!というような本です。

はじめて読んだ時「これって私のこと?」とうれしくなった!
マルチ・ポテンシャライトとは
「マルチ(多くの)」「ポテンシャル(潜在能力)」「ライト(人)」を組み合わせた言葉で、文字通り、多くの興味や才能を持つ人のことを指します。
世の中は「プロフェッショナルでいなさい=一つのことに集中しなさい」という無言の圧力で溢れています。習い事にしても「一つのことを集中して頑張りなさい」というようなことを大人に言われたことがある人が多いのではないでしょうか。
大人になってからも「何の仕事をしていますか?」と聞かれたとき、いわゆるゼネラリスト的なキャリアでいろいろな部門を経験していると「いろいろやってきています」と答えるのにモヤモヤしたり、逆に「エンジニアです」みたいな感じで一言で自分の仕事を言い表せる人を、「この人はかっこいいな!」と感じたり。
でも、実は今世の中にはたくさんのマルチポテンシャライト(以下マルポテ)がいます。有名なところではビート武さんはお笑いも映画監督も俳優もやっていらっしゃいますし、星野源さんも音楽と俳優を両立させていますよね。

色々やりたいという気持ちを抑え込まず、自分の心に素直にやってる人もいる!
「なんで一つに絞らなきゃいけないの?」
私もまさに、そう思っていました。自分がメインでやっていることも大切だけど、隣でやってることも面白そう…!子どもの頃から好奇心が強くて、今もそれは変わっていません。

何かやってても他のことも気になるから、気も散りやすい!
完璧ではないけれど、そこそこ頑張ってできるようになったら、次のことが気になり始めてしまうのです…。そんな自分を前向きに捉えることができないでいました。
しかし、マルポテ本を読んでからは、「色んなことに興味が持てる」ということ自体が、実は大きな才能なのだと気がつきました。
多様な興味や能力を持ち、一つに絞らず自由に生きるマルポテ。この考え方を取り入れることで、今まで「私は中途半端かも…」と感じていた人も、自分の魅力を再発見できるかもしれません。
マルチポテンシャライト4つの種類
マルポテには大きく分けて4つのタイプあります。
それぞれの特徴を紹介します。
- グループハグ・アプローチ
一つの多面的な仕事に就き、その中でいろいろな分野を行き来するスタイル。
例:Web制作会社で、ディレクション・ライティング・デザイン・マーケティングなどを一つのプロジェクト内で幅広く担当する人。 - スラッシュ・アプローチ
複数の仕事を掛け持ちしながら、それぞれに情熱を注ぐスタイル。
例:「会社員/イラストレーター/週末カフェ店主」など、複数の肩書きを持ち、それぞれで仕事をしている人。 - アインシュタイン・アプローチ
生活を支える仕事を持ちながら、自由時間に好きなことを追求するスタイル。
例:安定した会社員の傍ら、絵を描いて個展を開く。 - フェニックス・アプローチ
数年ごとに業界を変えながら、新しい分野を掘り下げていくスタイル。
例:最初はエンジニア、その後ライフコーチに転身。

4つのアプローチについて、詳しくは書籍を読んでみてね!
【有料】私のマルポテなキャリア変遷
ここから私自身のキャリア変遷について、マルポテ的に振り返っていきます。